このみルート終了

 ということで感想を。
<以下、ネタバレ含みますので読まれる方は反転させてください>
 このみとの関係が幼馴染から恋人へと変わってゆく様子というのは、数多くある話だと言えそうですが、やっぱりいいもんですねぇ。そこにいつも寝坊していたこのみが、早起きして家事をやってくれるようになるなんて後日談が入ってきたらこのみのことを可愛いと思わない訳がないですよ!
 でも、あの手すりの件についてはチョットだけむかっときたかも。ひとの言う事聞けよ、要らん心配させんな、と。タマ姉への対抗心・コンプレックスの表れであり、必要な展開であるというのは理解できるのですが、感情的には、ね。

 しかし、想像以上にタマ姉インパクトが強烈過ぎました。最初はこのみルートを進めるんだと決めてプレイしていたのですが、果たして何度攻略ルートを変更しようという誘惑に駆られたことか。ということで次は本命のタマ姉ルートを目指すです。

 ただ、このみルート最後の選択肢で「幼馴染」を選択した場合のルートが、ある意味もっとも幸せなのではとか思う自分は「双恋」に毒されてますか、そうですか・・・。でも・・・・・・ホントに二人一緒じゃダメ?(ダメです)

 キャラクタで気になったのは、いいんちょと春夏さんとこのみの友人のうるさい方。いいんちょは、人気でるのがよくわかる可愛い娘です。タマ姉の次に進めてみようかと思っています。春夏さんは、このみのおふくろさんですが、素敵な方です。叱って下さい(えー)そして、このみの友人ですが、これがどうにも『やかま進藤』という印象が拭えません。

 あとは、桜の移り変わりが春先の時間経過を意識させて、好印象でした。花半分・葉半分の桜の樹の背景を用意してあったり。背景にしても、イベント絵にしても非常に繊細で、ちょっとソフトフォーカスっぽい印象もやわらかい作品の雰囲気に非常にあっていて良いです。
 最近、すぐに飽きるのですが、しばらくは続きそうです。