季刊エス

季刊S (エス) 2005年 10月号

季刊S (エス) 2005年 10月号

 初めて買うのですが、目的はネットで「かみちゅ!」の原画が掲載されているという話を見たので。しばらく捜していたものの、なかなか見つからなくて諦めていたのですが、今日帰宅ルートを普段と変えて遠回りして寄った店にて1冊見つけてきました。
 「かみちゅ!」の原画だけだし、とりあえず立ち読みだけにしとこう。高い(1,200円)し。とも思ったのですが、ゆりえ様の印象をほぼ完璧に打ち消した、祀ちゃんの生き生きとした初登場シーンの原画を眺めていたらお持ち帰りしてじっくりと見たくなったので買ってきました。もうこのシーン以降気になるのは専ら祀ちゃんで、ゆりえ様の可愛さに気がつくのがかなり遅れましたw  インタビュー記事も読みたかったですしね。

 版の大きさとカラーページの多さ、またインタビュー記事も豊富で、内容から考えたらそんなに高くないですしね。

 「かみちゅ!」の記事以外だと、少年サンデーで連載している「結界師」の作者インタビュー記事が興味深かったです。
 この「結界師」という作品は、カンタンに説明しちゃうと立方体を基本とする「結界」を作る能力で妖怪を退治する主人公の話で、戦闘シーンがメインのバトル物なのですが、その戦闘中の能力の使い方とか、仲間との共闘の仕方といった、登場人物の創意工夫や駆け引きがよく考えられていてそこが非常に気に入っています。
 まだ明かされていない設定が沢山ありそうで、それを匂わせる描写も沢山あり、設定好きとしてはそのあたりもたまらないものがありますが。
 その、深みのある作品を作るにあたってのポイントをQ&A形式で簡潔にまとめられており興味深く読ませていただきました。

 これらの記事も含めてイラストや漫画を創作する人の為の雑誌のようで、各記事を眺めるだけでも多種多様な作品があり楽しかったです。