Air観てきました
あまり期待はしていませんでした。お仲間が行くと言うので、最近映画館のスクリーンで見たのはいつだったかと思い出せないくらい映画館に足を運んでいなかったので、いい機会だからちょっと行ってみようかしら、とそんな程度で行ってみたんですよ。
そしたら、けして絶賛とかにはならないですが、金返せってなくらいの不満なんてこともなく、値段分は十分楽しめたと思います。
結局のところ、期待していなかった分要求水準もまた低めであることは否めないかと思われますが、それを差し引いても十分に良作だったと思います。
<Air劇場版のここが (・∀・)イイ!>
・背景絵
なんかもーキャラクタそっちのけで海空山雨波橋森みんな綺麗だった。
・過不足なくまとまったストーリー
観鈴ちん以外のキャラクタが殆ど出てきませんでしたが。
でも、中途半端に出そうとすると大抵グダグダになるので、ぜんぜんおっけー。
あと、観鈴ちんの話と神奈の話を対比させる演出も好き。
・音楽
まぁ、これは元々の楽曲が良いので。
散々聞き倒したつもりでしたが、OPで「鳥の詩」が流れた時は、
ちとワクドキでしたし、「青空」は、ストーリも流れるタイミングも解っている
にもかかわらず破壊力は健在でした。
<Air劇場版のここが (・A・)イクナイ!>
・しらけるギャグ顔
途中何箇所か、なぜそこまでギャグ顔にするのかと感じた箇所がいくつか。
・過剰な光の演出
夏の雰囲気を出す演出なんでしょうけど、キャラの表情が消える程の
白飛び・フレアはちょっと。
・よくわからない歪曲収差
カメラなんかで画端が樽型にゆがんだりしますが、それを演出として
入れていましたが、今ひとつただ歪んでいただけで、何かの表現につながって
いるという感じではなかったかなぁと。
・止め絵が多い
一回や二回ならともかく、頻繁に出すぎ。
・ブラックアウトが多い
突如真っ暗になるのは目への負荷が急変するので、チョット疲れました。
あと、映画へののめり込みがリセットされるので、その点でもマイナスかと。
大体こんな印象でした。
しかし、やっぱり家でDVD見たりするのとは、没入感が全然違いますよねー。もうちょっと劇場に足を運んでも良いと思いました。欲を言えば、余裕を持って観られるようになってくれることを願うくらいかしら。立ち見の人がいたりすると、やっぱりちょっと気になっちゃいますし。
うし。次は「MaxHeart」だな。(そしてその次はZか?)